変額保険の裏側を解説しました。

FP事務所「暮らしのセカンドオピニオン」を運営している都倉です。

toCにはライフプランや家計改善を、toBでは、工務店で家づくりをされるお客さんにライフプランをし、営業コンサルも兼ねた仕組みづくりのお手伝いをしております。

目次

保険に関する考え方

さて、少し前になりますが、YouTubeで変額保険の話をしました。

僕の生命保険に関するスタンスは明確で、

①死亡保険はライフプランを作った上で、亡くなった世界ではいくら足りなくなるのかを計算し、子供が大学卒業までの期間で掛け捨ての収入保障保険に入る

②医療保険は、ライフプランを作った上で、生活防衛資金がずっとキープできそうなら不要。その状態が作れるまでは必要最低限の内容で入っておいてOK。ただし優先順位は①が先。

③がん保険は単体では不要。1回の手術や入院なら国の制度で耐えられる。長く治療が続くのは抗がん剤になるため、医療保険に抗がん剤特約をつければ、がん保険単体より10分の1くらいの金額で済む。

つまり、

・まずはライフプランを作って、健康に生きているときの計画を立てる

・何かあったときには、国にはどんな制度があって、いくら貰えるのかを把握する

・自分の資産で準備できていない部分はそれまでの間、民間保険で準備

こんな感じです。

あくまでも保険は手段。手段は保険だけに限らず、貯金や投資や借入などあらゆる選択肢をテーブルに並べてベストなものを選択するのが良いと思います。しかし、ほとんどの方が、手段と目的が逆転しています。

たとえば、「子どもの大学費用を準備したい」と考えた方が学資保険に入るとします。

返戻率は108%。18年も資金拘束されてたった8%増えるだけ。ということはインフレ負けしています。

目的が「お金を増やしたい(貯めたい)」だった場合に、これでは目的が達成しているとは言えません。

ではなぜ、こんなに利率が悪いのかというと、死亡保険がセットになっているからです。

保険屋さんは、「ご主人様に万が一のことがあった場合でも、契約した瞬間にこのお金がもらえることは確定しているのでお得ですよ」とセールストークをします。

でもこれは論点が死亡保険にズレているのが分かりますか?

それが目的なら掛け捨ての死亡保険に入ればよい話です。

「お金を増やしたい」が目的なら別の手段もありますね。

あまりにも変額保険に入っているお客さんが多い

こんな感じでまずは、目的を明確にするということが大切です。

地図を持たずに目的地行こうとすると、途中でブレますよね。

僕が保険の見直しをさせていただくと、ほとんどの方が何にいくら払っているか説明ができません。

もちろん目的なんて決めているわけでもなく、内容を説明できるわけでもありません。

それでも生涯払い続ければ何百万円となる商品を一生懸命支払いし、子供にお金が掛かるようになって支払いが苦しくなってからも「今辞めたら損するから」と苦しんでいる人がたくさんいます。

保険屋さんは「苦しいなら払い済みにしたらいいじゃないか」と言うだけです。

そういう人は契約が貰えたらそれでたんまりインセンティブが入ってくるから、将来払えなくなるかは別にどうでも良いんですよね。

払済にしたら、支払いはストップしますが、1円も財布には入りません。

そのときに解約返戻金を元に薄い内容の保険に契約し直しているのと一緒ですからね。

辞めたらいいのに、やめられないマインドブロックまで掛かってしまう商品マーケティングです。

過去一番可哀想だったお客さんは、生活費が足りないから消費者金融で借りていました。

変額保険やめればいいのに、マインドブロックまで掛かってるとこうなってしまうんですね。

10%の金利で借金をして、数%の変額保険を買う。って冷静に考えたらおかしいわけじゃないですか。

でも、目的を見失うとこうなる可能性もあるので、みなさん動画を見て勉強してくれたら嬉しいです。

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